VPN 接続サービス(仮想プライベート・ネットワーク)の導入をご支援します。

VPN 接続サービス

サービスについて

「VPN 接続サービス」は、既存のインターネットを経由して、弊社の VPN サーバーを中継し端末・拠点間通信を、お客様に提供するサービスです。プロバイダの制限や特別な機器を必要としませんし、ファイアウォールの設定を変更する必要もありません。
また、通信はすべてのデータを IPsec (Windows L2TP/IPsec) や SSL (Secure Socket Layer) によって暗号化されます。 ※Windows VPN (L2TP/IPsec) の場合はファイアウォールの設定を変更する必要がある場合があります。

VPN 接続後は遠く離れた拠点同士を有線 LAN ケーブルで接続するようなもので、外出先の機器(パソコンやスマートフォンなど)を使って社内ネットワークに接続することができます。

USB接続

「VPN 接続サービス」には、お客様の利用形態により、端末間接続の PC 対 PC 接続タイプと端末と拠点間接続の PC 対 LAN 接続タイプおよび拠点間接続の LAN 対 LAN 接続タイプがあります。
さらに、VPN ソフトウェアを USB メモリにインストールして持ち運ぶための USB メモリインストールを用意しました。
出張先や派遣先で借用した PC で、VPN 接続の確立からリモートデスクトップの起動・共有フォルダの利用を行うことができます。

スマートフォン・タブレット

従来の HTTPS ベースの VPN プロトコルのほか、新たに L2TP/IPsec プロトコルがサポートされました。iPhone や iPad などのモバイル端末からの VPN 接続を受付できます。
モバイル端末にアプリをインストールして、リーモートデスクトップや共有フォルダのブラウジングなど、さまざまなビジネスシーンの幅を広げます。

利用シーン

共有フォルダに接続

例)自宅のパソコンから会社のサーバーの共有フォルダに接続できます。

データベースに接続

例)自宅のパソコンから会社のサーバーのデータベースに接続できます。

パソコンをリモート操作

例)自宅のパソコンから会社のパソコンをリモート操作できます。
※マイクロソフトのリモート デスクトップを利用する場合は、リモートされる側のパソコンは Windows Pro エディション以上が必要です。

接続タイプ

PC 対 PC 接続タイプ

外部拠点と内部拠点に VPN クライアントソフトウェアをインストールまたは Windows VPN(L2TP/IPsec)設定したパソコンやサーバーとの端末間接続です。
※IP アドレスは申込時の範囲で、弊社 VPN サーバーから払い出しされます。

PC 対 LAN 接続タイプ

外部拠点に VPN クライアントソフトウェアをインストールまたは Windows VPN(L2TP/IPsec)設定します。
内部拠点に VPN ブリッジソフトウェアをインストールしたパソコンやサーバーとの拠点間接続です。
※VPN ブリッジソフトウェアには、無線 LAN アダプタではなく通常の LAN アダプタを使用してください。
※IP アドレスは既存の LAN 内の DHCP サーバーからの払い出しを推奨します。

LAN 対 LAN 接続タイプ

外部拠点と内部拠点に VPN ブリッジソフトウェアをインストールしたパソコンやサーバーとの拠点間接続です。
※VPN ブリッジソフトウェアには、無線 LAN アダプタではなく通常の LAN アダプタを使用してください。
※IP アドレスは既存の LAN 内の DHCP サーバーからの払い出しを推奨します。
※カスケード接続または仮想レイヤ 3 機能で IP ルーティングを行います。
※LAN 対 LAN L3 接続タイプ(仮想レイヤ 3 機能)をお申し込みの場合は、IP および IP に対応した通信機器 (ルーター、レイヤ 3 スイッチなど) の通信方式、特徴、およびネットワークの具体的な構築方法・技術情報を取得されていることを推奨します。